2014年2月26日水曜日

[語学学習] 英語耳を鍛えたら,日本人のカタカナ英語が分からなくなった

これまで3ヶ月ほど見ていた euronews の視聴環境が悪くなったので
NHK WORLD に鞍替えしました。
以下からストリーミングが見られます。

NHK WORLD
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/w/movie/

日本の話題も多いので
初学者には取っ付き易いと思います。

ネイティブらしき話者もそれなりにいるのですが、
日本の放送局による番組ということで、
日本人らしき人がゆっくり、はっきりしゃべることも多いです。

これまで私はネイティブスピードで聞いていたので,
「ゆっくり、はっきり」は聞き取りやすいのではと思いきや、
予想外にも,そうでもありませんでした。
むしろ聞き取りにくかったのです。

その理由は、少なくとも3つあると思います。

1つ目は、日本人の英語は、
多少うまくても、カタカナ英語の延長っぽいこと。
「リエゾン」があまりないのが,ネイティブと大きな差を感じます。
そのため私の頭の日本語脳の部分が反応して、
英語脳と喧嘩している気がします。

2つ目は、おそらく私の英語の短期記憶が短いこと。
そのため、ゆっくり話されると
すぐに短期記憶からあふれてしまって、
意味を取りにくくなっているのだと思います。

3つ目は,たどたどしいしゃべりに敏感になってしまったこと。
海外特派員くらいの人だとペラペラではなく時々詰まる感じで,
頑張って英語を絞り出しているんじゃないかという気になります。
大げさに言えば「ハラハラ」してしまって,落ち着かない感じです。
素人俳優が,舞台で台詞を忘れそうになっているのを見ている
気持ちに通じるかもしれません。

学習って,徐々に分かる範囲が広がるものだと思っていましたが,
そうでもなかった,というのが面白いです。

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