2015年2月9日月曜日

東横インの無料宿泊券でギフト券付きプランに泊まれるか聞いてみた

プライベートな旅行を計画していて、
東横インクラブのポイントで無料宿泊しようと考えていました。

web の宿泊プラン選択画面を見ていたときに、
VISA ギフト券付きのプランが目に入りました。

そういえば、ギフト券付きプランに無料宿泊券は使えるのだろうか、
もし使えたらそっちを選択したいけど、
もしギフト券が別料金だったら損だ(1000 円の券に 1100 円取られるので)、
と思ったので、ダメもとで宿泊予定先に電話で聞いてみました。

結果としては、駄目でした。
「シングルの無料券ということになるので、ギフト券分は別料金」
だそうです。

2015年2月8日日曜日

[語学学習] L と R が聞き分けられないのは、R の前半を無意識に聞き飛ばしているから?

ここ半月程度、英語の発音練習を続けています。

その過程の気付きをもとに、
日本人が L と R の発音の聞き分けが苦手である理由について
自分なりの仮説を思いつきました。
タイトルにあるとおり「R の前半の無意識な聞き飛ばし」だと考えています。

私は音声の専門家ではないので間違っているかもしれませんが、
以下で詳しく説明してみます。

前提


聞きかじりの話ですが、
赤ちゃんは全ての音が「そのまま」聞こえるそうです。

言い換えれば、親の声も、機械の動作音も、ドアを閉めた時の部屋の反響音も、
全てが一緒くたになって聞こえるそうです。
それぞれの音を分離して聞くことはできていないとか。

成長していくうちにそれぞれの音を聞き分けることができるようになります。
たとえば多少の騒音の中でも、会話だけ集中して聞くことができます。
「言語」と「雑音」を無意識に区別できるようになっているのです。

日本語では「雑音」扱いでも、英語では意味がある音


私が発音練習用の CD を初めて再生したときのことでした。
スピーカーから時折「サー」という音しか流れず、
声が聞こえてきません。
CD に不具合があるのでは、と疑いました。

と思っていたら、音声が流れ始めました。

ここで初めてテキストを見てみると、
一番最初は子音 "s" のみを発声するパートでした。

「サー」という雑音に聞こえた音は、
"s" を長時間発声している音でした。
口を小さく開けて、歯の隙間から「スー」と息を出す音です。

ここで、何が「言語」で何が「雑音」なのかは言語の種類に依存する、
ということに気づきました。
日本語で育った私は、日本語では意味を成さない音を
雑音扱いするようになっていたのです。

"s" は単独では日本語に出てこないので
無意識に聞き飛ばし、ありもしない「音声」を聞こうとしていたのでした。

こういう種類の音は "s" 以外にも多くあり、
「そりゃ、リスニングで聞き取れないわけだ」と納得しました。

日本人には L と R がどう聞こえるか


本題に入ります。

L と R の発音を無理やりカタカナで書くと、
L は日本語の「ラ」に近いですが、
R は「ゥラ」という感じです。

ここでの「ゥ」は earth や bird の「アー」と同じ音です。
発音記号では、流派によりますが、ae とか ə́ːr  とか書きます。
日本語にはこれに近い音はありません。
いま便宜上「アー」と書きましたが、実際は動物が唸るような音に近いです。

日本語では唸り声は、言語として意味が無いので雑音として扱われます。
結局、R の「ゥラ」は前半の「ゥ」が無意識に聞き飛ばされるので
後半の「ラ」だけが聞こえます。
よって L と R はいずれも「ラ」に聞こえます。

注意:厳密には、R の後半は L と同じ音ではありませんが、ここでは説明を割愛します。

まとめ


日本語で育つと、R の前半が雑音にしか聞こえないので
無意識に聞き飛ばしてしまい、L と区別がつかなくなる、
というのが私の仮説です。

これを英語上達に応用するならば、
上記で紹介した唸るような音をはじめ、
無意識に聞き飛ばしてしまう「雑音」も
英語では「意味のある音」でありうる
と念頭に置いて練習することが重要でしょう。

私の場合は
「人間の口はどこまで変な音を出せるか?」
「雑音らしい音も含めて完全に物真似してみよう」
というくらいの心構えでリスニングや発音練習をしています。

2015年2月2日月曜日

2015年の目標と、目標設定に紆余曲折した一ヶ月

気がついたら2月になってしまいましたが、
今年(2015年)の目標を公開します。

その前に、目標が決まるのが
2月にずれ込むまでの紆余曲折を書きます。

目標だけ見たい人はエントリの一番下をご覧下さい。

新年の目標...?


第一に頭にあったのは、
「新年に目標を立てても三日坊主にしたくない」
ということでした。

新年、1月1日に目標を立てる人はたくさんいますが、
三日坊主とか、次の月には忘れてる、だと意味がありません。

だったらいっそのこと目標なんか立てなくていいか、
とも思ったのですが、漫然と過ごすのも嫌なので
少なくとも何らかの指針は立てようと考えました。

年始からのアメリカ出張


何にしようかな、と考える間もほとんどなく、
年始からアメリカに出張があったので、
そちらの準備に追われていました。

実はアメリカに行くのは初めてだったので、
頭の中はアメリカや英語のことで一杯でした。

1年のほとんどは日常だから(当たり前ですが)、
非日常であるいま思案しても、
今の状況に引きずられるだろう、と思い、
今年の目標のことはあまり考えませんでした。

帰国しても、一週間くらいは
アメリカ熱が冷めるのを待ちました。

英語にしよう、と思う


出張で英語に苦労したので、
やはり英語は懸案事項だと思っていました。

1週間経った時点でもこの思いは変わらなかったので、
今年は英語を強化することに決めました。

1年後にもアメリカ出張が入る可能性が高く、
モチベーション維持という点でも期待できそうでした。
英語に関する失敗がいくつかあり、
同じ轍は踏みたくありませんでした。

具体的な目標は?


しかし単に「英語を鍛える」という目標だとぼんやりしています。
振り返った時に「けっこう頑張った」というような
主観的評価だけで終わってしまいます。
それだと実際には何も伸びていない恐れがあります。

よく聞く話で、具体的、できれば客観的に数値で計測可能な目標を
設定するのが良いとされています。

だとすると、TOEIC みたいなテストがいいかな、
と思ったわけです。
客観的かつ数値的という点では優れているからです。

現実的な目標は?


TOEIC と決めてから、調査を始めました。
何点取るのに何時間くらいかかるのか、
有効な勉強方法にはどういうのがあるのか、などです。

TOEIC と思った瞬間に「900点」という数字が浮かびましたが、
これは今の私が1年間で取れる数字かどうか、裏付けが欲しかったのです。

無茶な目標設定をして無茶な勉強量をこなすのは
挫折のもとになるのは明らかだったので、
現実的な目標を設定しようと思ったのです。

「TOEIC 900点」などのキーワードで検索して、
必勝!TOEIC900点勉強法
というサイトを見つけ、それが本になった
30日間で900点! 英語嫌いな私のTOEIC(R)TEST勉強法
を読んで効率のよい勉強法とはどういうものか調べました。

もちろん、タイトルの通り 30 日でやるのは
超人的な根性と時間が必要なので
あくまでも勉強内容の調査として、です。

本当は TOEIC がしたいわけではない!


上記の本からは、効率の追求という点で、
よく考えているなと関心はしましたが、
この本の通りにやるのはやめようと思いました。

あまりにも TOEIC に特化しすぎていて、
私のやりたいことと乖離していると気づいたからです。

TOEIC の点数だけ高くなっても仕方ないじゃないか、と。

もともと、英語をやろうと思った動機は英会話でした。
出張先で買い物や手続きをしたり、仕事で会話したり。

あと、日常のメールや論文の読み書きが捗るようになると
勉強のしがいがあるでしょう。

なので、TOEIC はあくまでもベンチマークに過ぎず、
別の目標が必要ではないかという考えに至りました。

具体的なイメージを求めて


結果的に TOEIC は受けるだろうが、
何か目標となるイメージがないと TOEIC に引きずられてしまう。
過去の経験からそう思いました。
1年も放っておくと、当初の考えはどんどんドリフトしてしまうものです。

なので、放っておいてもドリフトしないイメージが必要でした。
ここをいい加減にすると1年が無駄になりかねない。

まずは同業者で英語の上手い日本人を目標にしようとしましたが、
適当な人が思いつきませんでした。
英語がうまい人はたくさんいますが、
その人が英語で喋っている様子が上手く像を結びませんでした。

ヒントを求め、英語関係のサイトをサーフィンしていました。

ネイティブの小学校低学年、という目標


結局、
英会話がぐんぐん上達!瞬間英作文とオンライン英会話 独学勉強法とおすすめ教材・本 2014
というページを経て以下の動画にたどり着きました。

ネイティブの小学2年生のインタビューで、
0:52 から話す子と、2:02 から話す子が見どころです。


語彙は文字通り小学生並でしょうけど、
単純な構文なら瞬時に構築できて、
かつ発音もネイティブが聞き返したり
誤解したりすることのないレベルだと想像します。
また当然ながら、ネイティブの大人が言うことも聞き取れるでしょう。

非ネイティブにとっては、これは上出来だと思いました。
現時点では、レストランやファストフード店の注文で
意図しないオーダーが通ったり、
仕事での会話が聞き取れないことが頻発したりという状況ですので。

ちなみにこれは動画なので、
あとで見返して脳内のイメージを復活させることも容易です。
日本人の小学生の日本語力から類推することもできます。

というわけで、
「ネイティブの小学校低学年並みの英会話力を得る」
というのが目標になりました。
これは暗に「読み書き」より「話す聞く」を
優先的に鍛えるという意味も含んでいます。

では勉強法は?


目標が決まってからしばらく、勉強法が定まりませんでした。

最初は「瞬間英作文」という手法を見つけて
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
という本をやろうかと思い、本の入手もしましたが、
「本当にこれが最初で良いのか」という不安があって手をつけませんでした
(この本自体は、時期がきたらまた使おうとは思います)。
練習が単調なのも、挫折する不安が誘われました。

再度ネットを巡回していると、
英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
という本を見つけ、洋楽をもとに発音練習を重点的にやる方法を知りました。
ちなみにこの方法は
英語・ 発音・ 語彙/英語耳
というサイトが元になっており、要点はこのサイトで尽きています。
発音練習用の音声教材は本の付属 CD に収録されています。

この本のもうひとつの特徴は、
モチベーション維持についても紙数を費やしているところです。
また「300回」などといった具体的な数字で
ゴールを示しているところが気に入りました。

「英語耳」はこのブログを書いている時点でも続けています。
まだ 10 日あまりですが、日に日に耳や口に変化が生じて楽しいので、
たぶん今後もしばらく続けられると思います。

1年先、あるいは2年先までのスケジュール


英語耳の後のスケジュールも考えていますが、
今のところは先ほどの「瞬間英作文」の筆者の提唱する
英語上達完全マップ ( 書籍版 )
や、それをもとに実践してみた人による
英語上達完全マップを10ヶ月やってみた
あたりを参考にスケジュールや教材を決めようと考えています。

後者のサイトでは 10 ヶ月で TOEIC 300 点 (推定) -> 890 点という
目覚ましい成果を収めていますが、
働きながら1日5時間の勉強時間を
維持するという業を筆者はやってのけています。
これは私には辛いので、2年くらいかけることになると思います。

結論:2015 (2016) 年の目標とその達成方法


長いエントリになりましたが、結局まとめるとこうなります。

  • 目標:ネイティブの小学校低学年並みの英会話力をつける
  • 方法:「英語上達完全マップ」を参考に勉強する
    • 2015/02 現在は発音練習として「英語耳」を使用

あくまでもベンチマークとして、TOEIC も受けるつもりですが、
TOEIC に特化した勉強は極力しないつもりです。
試験慣れのために、直前に本番形式の演習はやるかもしれませんが。

TOEIC の点数は、現時点の実力はわからないので、
いつに何点を目指すべきかは不確実です。

何年も前に受けたときには 600 点台を何度か取っているので、
現在、耳が良くなったのを加味して 700 点相当と仮定します。
来週模試を受けるので、その点数次第で修正はありえます(おそらく下方修正?)。

100 点上げるためには 300 時間くらいの勉強が目安のようですので。
無理なく、1日1時間の勉強で、1年で 100 点上昇するとすると、
2015 年末に 800 点、2016 年末に 900 点突破となります。

さて、年末にはどこまで力がついているのか、
それともこの目標自体を忘れてしまうのか。
細く長くでも続けて、英語力を上げられればと思います。

2015年2月1日日曜日

[雑感]自由研究や読書感想文が苦手だった理由

小学校の頃から自由研究や読書感想文などの
「自由にやる」系の課題は苦手でした。
今もそうですが、当時はもっと苦手でした。

なんで苦手だったのか、と時折思案するのですが、
まだしっくり来る答えは出ていません。

が、完璧な回答がいつ出るかわからないので
とりあえず現状で思い当たる原因を書き散らしてみます。
しばらくしたら、また似たエントリを書くかもしれません。

自由度が高すぎる


普段は決められた問題を解いていて、
答えがひとつしかないのが普通です。
でも自由研究はそうではありません。

問題提起を行う


自由研究も読書感想文も、問題提起が必要です。
普段は与えられた問題を解くばかりですので、
慣れない作業に戸惑います。

採点基準が明確でない


自由研究も読書感想文も
「思ったことを自由に書いていいんだよ」と言われました。
でも蓋を開けると採点がされ、
「優秀」とされた作品は市や県の大会に応募されます。

私は、頑張って勉強してテストで満点を取るのが好きだったので、
何が評価されるのか明らかにされないのはストレスフルでした。

自分の内なるものをさらけ出したのに対し
点数、しかも低い点数がつけられると
なんだか人格を貶められている気分になります。
そうなると余計に自分を表現するのが嫌になります。

皮肉を言うならば、
あれは大人が喜びそうなことを大人の常識に則って、
しかしあくまでも自分の素であるかのように書くという
「空気読む能力」が試されるテストなのかもしれません。

とりあえず今回はこのあたりで。