2014年4月28日月曜日

Let's note MX3 で画面を閉じずにバッテリ交換をやってみた

先月から Let's note MX3 を使っています。

MX3 を選んだ理由のひとつが
バッテリが「ホットスワップ」に対応していることでした。

今日は出張中で電源が確保できなかったので、
初めてやってみました。

ところで、やる前にちょっと気になっていたのが
「ホットスワップをするときに画面を開いたままにするとどうなるか」
でした。

一応、
を見る限りでは画面を開いたままでもできるようです。

画面を開いたままの交換はやりづらいので
普通はやらないですが、興味本位でやってみました。

で、結果としては、電源が落ちることはなかった(当たり前)のですが、
交換後の短時間、バッテリの残量表示がおかしくなりました。

まず外したときですが、これは問題ありませんでした。
「残り 99 % 」が表示されていました。
内蔵バッテリだけで駆動していると認識しているようです。

次に、新しい電池(充電済み)をつけた直後は、
電池の残りが以下のように, 「31 %」と表示されてしまいました。


合計を計算するときに、
新しい電池の容量が 0 % としてカウントされているようです。

この症状は1分くらい待つと直ったので、実用上は問題ありません。

2014年4月27日日曜日

連合が GW 中の大会開催を決めた経緯と、それをもとに想像した 2016 年大会の行方 #JpGU #JpGU2014

2014 年の日本地球惑星科学連合大会 (JpGU2014) は
4/28(月)~5/2(金) に開催されます。

これは GW 中ですし、欧州の類似の学会である EGU とかぶってしまっています。
EGU とかぶったことについては会員からクレームがついたそうです
(日本地球惑星科学連合メールニュース 5月号 No.168  2013/05/10 より)。

この日程設定は運営の失策だと言わざるを得ません。

ですが、運営を批判するだけでは始まりません。
個人的には、どうしてこのような決定に至ったのか興味をもったので、
ネットで入手できる範囲で調べてみました。

なお、以下では GW 中開催に至った経緯のみを調べており、
他の学会との連携については触れていません。

2014 年大会の日程・場所決定までの経緯


連合理事会の議事録を時間を追って見ることにします。
ちなみに議事録一覧はこちらから見ることができます。

2012 年の 9 月の時点では

      2014 年以降講演会場を増やすことができるよう、追加になる会場の見積りをとってい
      ることも説明された。年内にはある程度の見通しを立てる予定である。
     
      (2012/09/28 平成24年度理事会(第5回)の議事録 p. 2 より引用)

とあります。
連合大会は例年幕張メッセの国際会議場で開催されているのですが、
この時点では幕張メッセ周辺で会場を拡張する方向で検討していたようです。

次の、年末の理事会で具体案が出ます。

      第 7 号議案 2014 年大会開催方針の件(会費・参加費等値上げ検討 WG 立上)(浜野理事)
       資料 P94-112
       2014 年以降に関しては、現在幕張メッセの国際会議場はすでに一杯であり、参加者増加
      を目指すならば会場を広げるしかない状況である。その為、以下の案が提案された。
      1) 幕張メッセの国際会議場と展示場の半分を使用(国際会議場:5 日/展示場:3 日)
      2) 幕張メッセの国際会議場と APA ホテルの 2 階の宴会場を使用
      (国際会議場:5 日/APA 宴会場:3 日)
      3) 国際フォーラムのガラス棟を使用
      4) 2015 年度以降パシフィコ横浜を使用することとし、2014 年度は幕張メッセで開催する
      5) 新宿の京王プラザホテルを使用
      これらを基に議論がなされ、値上げWGを立ち上げ、値上げの件も併せ以下の案をベース
      に早期に方針を決定することが確認された。
      1) 今まで通り幕張メッセ国際会議場で6日間開催
      2) 6 日から 5 日に会期を短縮し、APA ホテルの宴会場か幕張メッセの展示場を使い開催
      3) 2014 年は何も変えず、2015 年にパシフィコ横浜を借りて開催する
     
      (2012/12/26 平成24年度理事会(第6回)の議事録 p. 5 より引用)

ここでも 2014 年は幕張メッセ+別会場の方向で検討されています。
また、後半の 案 3 では 2015 年にパシフィコ横浜で開催する可能性を模索していました。

検討の結果、次の理事会で「2014 年は幕張メッセ開催」がひっくり返りました。

      第 2 号議案 2014 年大会の会場、および 2015 年以降の会場および大会参加料、投稿料の
      値上げについて(浜野理事)資料 P17-32
       投稿数は年々5%程度づつ増加しており、近年は 4000 件程度である。この数を幕張メッ
      セの 18 会場でやるのはかなり難しく、今年は1コマを 7 講演とし、一日の開催時間が長く
      設定されている。投稿を増やす為には会場を増やすことが必須である。幕張で会場を増や
      そうとすると、1000 万円程度、会場費が膨らむことになる。連合大会を一か所でやれると
      ころはパシフィコ横浜しかない。メッセより広いが人気があるので通常連合大会を開催し
      ている日程では借りられないが、2014 年は 4 月 28 日から 5 月 2 日までは空いている。
      22 会場 5 日間で 2400 万円程度で開催できる見込みである。2014 年は AOGS が札幌で 7
      月末から 8 月初旬に開催が決まっている為、少しでも会期を離す必要もある。2015 年は連
      休以外はパシフィコ横浜は空いていないので、2014 年はパシフィコ横浜で 5 日間、2015
      年は幕張メッセで例年通り 6 日間開催をして、それ以降についてはアンケートをとって開
      催場所を決定することが全会一致で承認された。
     
      (2013/03/07 平成24年度理事会(第7回)の議事録 p. 3-4 より引用)

要するに、前回の案 3 (2014 年は幕張メッセ、2015 年はパシフィコ横浜)で
行こうとしたが、2015 年のパシフィコ横浜は連休以外では既に空きがなかったため、
2014 年と 2015 年の場所を入れ替えた。
で、2014 年のパシフィコ横浜は、
別の大きな学会 (AOGS) と離れた日程では 4/28-5/2 しか開いていないので、
その日程にした、ということなのでしょう。

当初予定を覆して 2014 年にパシフィコ横浜にしたのが個人的には分かりかねます。
会場費が膨らむから幕張を見送った旨がありますが、2015 年は幕張で行うわけですし。
2014, 2015 年両方とも幕張とし、パシフィコ横浜は 2016 年以降開催に
考えなおす案はなかったのでしょうか。
「連合大会を一か所でやれるところはパシフィコ横浜しかない」あたりから
パシフィコ横浜での開催にこだわっているように感じられます。

2年以上先のパシフィコ横浜が予約でいっぱいになっていた
(2013 年 3 月の時点で 2015 年の初夏が埋まっていた)
という事実は、想定外のものだった(厳しく言えば、見積もりが甘かった)と思われます。
結果論ではありますが、初動が遅かったと言えるでしょう。
ここから教訓として「万人規模が参加するような大きなイベントを開催する場合は、
2年前からの準備では遅いかもしれない」を得ることができます
(ちなみに、パシフィコ横浜は施設によっては3年前から予約可能のようです)。

また議事録の「2015 年は連休以外はパシフィコ横浜は空いていない」より、
2015 年のパシフィコ横浜開催を見送ったことから、
連休開催を避けようとしていることがわかります。
にもかかわらず 2014 年に 4/28-5/2 を選択したということは、
この日程は連休中ではないと認識しているのでしょうか。
もしくは、この日程も連休中なので良くない、と
苦言を呈した人がいたかもしれませんが、
議事録に残っていないだけかもしれません。

2016 年大会の日程・場所決定に関する「悪い」シナリオ


ここから話を少し変えます。
上記を踏まえた上で、考えを未来に向けてみます。
2016 年の連合大会のことです。

今のところ「アンケートをとって開催場所を決定する」ことになっています。
アンケートはまだ実施されていません。
今回の横浜の大会を経験しないと幕張と比べることはできないので、
早くとも今回の大会の後でしょう。

さて、私は先ほど、初夏に限れば
「2年以上先のパシフィコ横浜が予約でいっぱいになっていた」と書きました。

これは 2013 年の実績ですが、今年もその可能性が高いのではないでしょうか。
つまり 2016 年初夏のパシフィコ横浜はもう埋まっているかもしれません。
初夏以外の季節の空き具合は分かりませんが、
運営は日程を確保できるかどうか調べているのでしょうか。
もしかするとアンケートの結果を待つなんて悠長なことを
やっている暇なんかないのでは、と心配になります。

2016 年大会の「悪い」シナリオを考えてみます。

仮に、アンケートの結果、2016 年はパシフィコ横浜の開催に決まったとします。
この場合、2016 年初夏のパシフィコ横浜は
2015 年の場合同様、初夏は埋まっている可能性が高いでしょう。
そうすると、他の季節に開催することになります。
アンケート実施が遅い場合、つまり会場予約が遅い場合、
人気のない季節しか残っておらず、参加しづらい日程になる恐れがあります。

最悪のケースは、パシフィコ横浜でどの季節も日程を確保できず、
アンケート結果が覆されることです。
その場合は 2016 年は幕張開催になるでしょう。
しかも、先述の通り幕張では会場費が高く、
パシフィコ横浜に比べて参加費などの値上げが実施されます
(2015 年は幕張なので、据え置きという形になるでしょうが)。
学会員にとっては、意見が通らず、負担も大きくなる事態に不満が募るでしょう。

以上、悪い方向に考えましたが、
上記は私がぱっと考えただけのものであり、
実際には杞憂に終わるかもしれません。
また、アイデアが出て、問題は回避されるかもしれません。

私も末端ではありますが会員なので、
ただブログで文句をいうだけでなく、
窓口に意見のメールくらいはしようと思います。
おせっかいかもしれませんが。

2014年4月20日日曜日

格安スマホは PC における BTO だ

格安スマホは、飛行機における LCC に例えられることがありますが、
私は PC における BTO PC のほうが近いと思います。

具体的には、こういう対応関係になるでしょう。

カテゴリ\ハードウェア スマホ PC (備考)
少数の業者が全てを担う(※) キャリアによる販売 メーカー製 PC 高い、サポート付き、自作困難
業者が一般向けの部品を組立 格安スマホ BTO PC 安い、サポート付き、自作可能
ユーザが部品組み立て SIM フリースマホ+SIM カード 自作 PC 選択肢が広い、サポートなし

※しっくりくる表現を思いつけませんでした。
VAIO とか(SIM フリーでない)iPhone とかが念頭にあります。


PC がたどった道を思い起こせば、
昔は自作 PC は同じスペックのをメーカー製より
安く作れるという利点がありましたが、
今は BTO PC が簡単に買えるので、
「安い」という利点はあまりなくなりました
(少なくとも最新の部品の構成では)。

しかし選択肢の広さという利点は残っています。

スマホも同じ道をたどりそうだと私は思っていて、
昨日のエントリでも

    「SIM フリースマホ+MVNO の SIM カード」
    という方法は、安さとしての優位性はなくなるかもしれません。

    しかしパソコンの自作のように、
    自分の好みに合ったスマホと料金プランを組み上げたいという場合には
    上記の考え方は参考になるのではと信じています。

と書いたところです。
(というよりは、こう書いてふと今回のエントリの内容を思いついた、というのが実際です。)

2014年4月19日土曜日

スマホ+ガラケーの2台持ちにした経緯

先月まではスマホ1台持ちだったのですが、
料金節約を考えた結果、スマホ+ガラケーの2台持ちになりました。

その結果月々 \2,000 近く節約できたのは、
以前書いたとおりです。

今回は、どのように考えた結果現在に至ったか、の経緯を書きます。

スマホの料金を抑えたい


きっかけは、使っていたスマホが購入から2年経過したことにありました。
このスマホは MNP で購入し、端末代はゼロ円であり、
しかも au の毎月割は有効だったので
毎月の支払は \4,000 台でした。

しかし2年経過すると端末代分の割引がなくなってしまうので
支払いが \6,000 円台に跳ね上がることになりました。

もともと使っていたスマホ (DIGNO) は
動作が遅かったり WiMAX テザリング時に過熱したりと
イマイチだったので、これを期に最新のスマホに機種変しようと
考えていました。

MVNO なるものを知る


ちょうどそのタイミングで、
SIM フリースマホと、MVNO という事業者の存在を知ることになったのが、
話の転換点でした。

「SIM フリー」や「MVNO」の詳細はここでは詳しく述べませんが、
要は、携帯キャリア(docomo, SB, au など)が行っている、
端末と通話・通信サービスをセットで契約する方式ではなく、
端末とサービスを別々に購入・契約するという方式がある、ということです。

それを聞いただけだとセットのほうでもいい気がしますが、
別々に購入・契約した場合は、場合によっては
セットで契約する場合よりも支払いをぐっと節約できるのです。

キャリアのスマホの場合、月々の支払いの大部分を占めるのは
定額パケット代です (今はちょっと値段が変わっているかもしれませんが、
3月の時点では大手は月 \5,700 (税抜) でした)。

一方で、MVNO と呼ばれる事業者のデータ通信プランは、
定額で月 \1,000 を切るものがたくさんあります。

低速なネットに耐えられるか?


もちろん安いのはそれなりの理由があって、
200 kbps くらいでしか通信できないとか、
LTE で通信できても、それが使えるのは月に 1GB まで、
というような制限があります
(上記の速度や通信制限は、業者やプランによって変わります)。

言い換えれば、それが我慢できるなら、
\5,700 を \1,000 にすることができます。

通信が速いにこしたことはないのですが、
私の場合、我慢できると判断しました。

もともと、私の使っていた端末は 3G と WiMAX が使えましたが、
あまり電池の持ちが良い端末ではなかったので、
私はほとんど 3G しか使っていませんでした。

では、その 3G の速度はどれくらい出ていたかというと、
あるとき速度計測をやってみると、300 kbps くらいしか出ていませんでした。
そのときにネットを閲覧しても、極端に遅いとは思いませんでした。
だから LTE を使わずに 200 kbps で過ごしても問題ないと判断しました。

自宅では Wi-Fi を使えば十分速いですし、
外出先で地図を見たいときなどだけ
高速な LTE を使えるようにすれば、やっていけそうでした。

どの SIM を使うのがいいか?


速度の問題はクリアできそうなので、
次は対応する MVNO の SIM を探しました。

比較サイトをいろいろ見た結果、
IIJmioウェルカムパック for BIC SIM
のミニマムスタートプラン \972 (税込) に
SMS オプション \151 (税込) をつけることにしました。

IIJmio にしたのは、
高速通信を自分で簡単にオン・オフできるからです。
「みおぽん」という専用アプリもあります。

同じ IIJmio でも BIC SIM のほうにしたのは、
Wi2 という公衆無線 LAN サービスがついてくるからです。
主要な駅ではだいたい無線 LAN スポットがあるようで、
後日、旅行したときによく利用しました。

SMS オプションをつけたのは、
「アンテナピクト問題」(アンテナ表示がおかしくなる)と
「セルスタンバイ問題」(電池が異常に消費されてしまう)
を避けるためです。ここでは詳しくは述べません。

どの端末が対応しているか?


SIM が決まったので、
IIJmio のページから、動作確認済み端末を探しました。

たくさん端末が並んでいて選ぶのが大変そうですが、
実は、「LTE 対応」「テザリング可能」「アンテナピクト表示」「音声通話可能」
の全てにデフォルトで対応している(要するに、表内4つとも○または◎がついている)
スマホは、以下しかないことが分かります(2014/04/18 現在)。

* LGエレクトロニクス Nexus 5
* NECカシオモバイルコミュニケーションズ MEDIAS NE-202
* 京セラ TORQUE SKT01

私は Nexus 5 を選びました。

おサイフケータイがないのは困りましたが、
ケースに入れて Suica を中に忍ばせれば
なんちゃって「モバイル Suica」にできる技を知って、
まあよしとしました。

Nexus 5 は NFC を使って Suica を読めますし、
読むためのアプリもありますので、どこでも残額確認ができます。

1台持ちか、2台持ちか


ちょっと順番が前後しますが、
1台持ち(スマホで通話+データ通信)と
2台持ち(ガラケーで通話+スマホでデータ通信)の
どちらにするかも検討しました
(実際検討した際は、何台持つか、SIM はどうするか、端末はどれにするか、は
行きつ戻りつ考えていました)。

MVNO の SIM には通話対応のもあったので、
月々の支払を節約するなら、
「SIM スマホ+通話対応 SIM」の
組み合わせにするのが単純です。
MNP をすればなお良いでしょう。

しかし私の場合は au から離れると
家族間通話が無料になる特典を捨ててしまうことに
デメリットを感じました。
長電話して、節約した額が吹き飛ぶリスクがありました。

というわけで、ちょっと不便ではありますが、
「キャリアのガラケー(通話専用)」と
「SIM スマホ+データ通信専用 SIM」の
2台を持つことにしました。

この場合でも、キャリアのスマホを使うことに比べれば
支払額が安くなることを確認しました。

キャリアのメールアドレスは維持するか?


au だと ezweb.ne.jp ドメインのメールアドレスがあるわけですが、
これを捨てるかどうか考えました。

今や知人とのやりとりはほとんど SNS でやっていて、
メールはほとんど使っていません。

また、一部のサービスでは携帯での認証を求められることがありますが、
SMS での認証だったり、
メール認証の場合でも Gmail のアドレスで可能なことが多い
(これは、一部のスマホがキャリアメールを使えず、
メインを Gmail にせざるをえなかった事情があったためと思われます)
ので、キャリアのメールアドレスはなくてもやっていけると判断しました。

メールアドレス変更時の連絡では、Gmail のアドレスを教えました。

携帯ショップで下調べ


おおよそプランが固まったところで、
不明点を解消するために
近所の携帯ショップに赴きました。

このときの不明点は

    (1) そのショップでの端末の値段(オンラインショップより安いことがあるため)
    (2) 今使っているスマホを通話専用にすることはできるか
    (3) 今使っているスマホを、通話専用ガラケーに機種変した場合の料金

でした。
(1) は、展示品の説明を見ればすぐ解決しました。
(2), (3) については店員と会話して、以下のことが分かりました。

(2) については、可能ですが、
スマホは設定をちゃんとしないと勝手に通信して
パケ死する可能性があるとのことでした。
この設定は、店員にお願いしたほうが無難です。

(3) については、機種変したときにはデータプランに入らないと
5250 円(消費税 5 % 当時)余計に払う必要があるとのことでした。

上記を聞いて、
今使っているスマホを通話専用にすることはやめて、
新たにガラケーに機種変することにしました。

お金はかかってしまいますが、
万が一設定をいじってしまったときにパケ死する
可能性がないようにするためです。
びくびくしながら使うのは精神衛生上良くありませんので。

また、ガラケーは、スマホに比べて電池の持ちが格段に良いので、
電池の持ちをあまり気にしなくていいというメリットもありました。
スマホのように、電池の残量を気にする対象は
1台でたくさんだと思いましたので。
これも精神的な問題です。

段階的に導入していく


不安点をすべて解消したので、
あとは導入あるのみなのですが、
念には念を入れて、スマホだけ先に導入しました。
つまり、一時的にスマホ2台という状態になりました。

これは、キャリアのほうを手続きしてしまうと
万が一何かあったときに元に戻せなくなるからです。
なのでキャリアの手続きは一番最後にします。

Nexus 5 と BIC SIM を注文し、
組み合わせて、2日ほど動作確認にあてました。
このとき、外出して地図を見たりして、
どれくらいの使い勝手か確認しました。

結果としては、問題なかった、というよりは
Nexus 5 の性能(というより、ここ2年のスマホの進化?)に驚き、
これをメインのスマホにすることに決めました。

再び携帯ショップに赴き、
古いほうのスマホをガラケーに機種変しました。

ふたたび念を入れて、
一週間くらいは古いスマホをバックアップとして持ち歩く、
3台持ち体制をしていましたが、
問題がなかったので古いスマホはここでお役御免になりました。

2台持ちしている現在の状況


ポケットに携帯を2個入れているのは
ポケットがいっぱいでダサいのですが、
個人的には許容範囲です。

片方をスマホでなくガラケーにしたのは正解で、
もし、常に電池の面倒を見なければいけない端末が
2台あったら、気が休まらなかったかもしれません。
自宅や職場で2台同時に充電できる体制を
整えないといけなくなりますし。

両方の端末ともツルツルした面を持っているので、
ポケットの中で手で触っただけだと
どちらか分からなくなります。
そこでスマホのほうにザラザラした表面のケースをつけることで、
手で触っただけでどっちがどっちか分かるように工夫しています。

さいごに


4月に入ってから、イオンが月々 \2,980 のスマホを発表するなど、
私が機種変をした先月からは状況が変わりつつあります。
また、Amazon や Google が格安スマホに参入するという噂もあります。
おそらく大手キャリアも何か対策を考えているでしょう。

もしかすると、数ヶ月もすると
格安スマホが大量に流通するようになり、
私のとった方法でなくても安いスマホが
簡単に手に入るようになるかもしれません。

そうなると上記でとった「SIM フリースマホ+MVNO の SIM カード」
という方法は、安さとしての優位性はなくなるかもしれません。

しかしパソコンの自作のように、
自分の好みに合ったスマホと料金プランを組み上げたいという場合には
上記の考え方は参考になるのではと信じています。

2014年4月10日木曜日

[アイデア] ツイート機能付きの体温計

フォロワーさんが体調を崩して
体温を時々刻々ツイートされているのを見て思いつきましたが、
ツイートやメールの機能付きの体温計が
既にあってもおかしくないですね。

体調管理サービスと連携させたり、
あるいはメールを送るポットと同じ使い方で、
一人暮らしの老人に持ってもらって
家族に体調を自動で知らせる使い方ができそうです。

2014年4月6日日曜日

スマホ機種変更よりガラケーとスマホの2台持ちのほうが安かった

この4月でスマホの機種変更から2年経つことから、
携帯の見直しを行いました。

結果的には「スマホ1台持ちで機種変更」ではなく
「通話専用ガラケーとデータ通信専用スマホの2台持ち」にすることで
基本料金で1ヶ月あたり \4,000 以上節約できました。

端末代を含めると差は1ヶ月あたり \2,000 弱に縮まりますが、
それでも2台持ちのほうが安くなります。

本記事では月々の支払いがどうなるかだけを書きます。
プランの違いによる機能の違いなどは
説明が長くなるので後日書くことにします。

ちなみに私は消費税が 5 % のタイミング(2014/3)で機種変更しましたが、
他の方の参考のしやすさを考えて(あと、私が料金計算で混乱しないよう)
2014/04/06 現在で同じことをした場合の価格(消費税は 8 %)で算出しています。

スマホ1台持ちで機種変更の場合


毎月の料金 (au。すべて税抜)
・LTE プラン   \934
・LTE NET   \300
・LTE フラット   \5,700
・テザリングオプション   \500
・安心ケータイサポートプラス   \380
・au スマートバリュー   \1,410 の割引

上記の合計は \6,404 (税抜) なので
月々の料金は \6,916 (税込)。

月々の端末代は au の Xperia Z1 の場合、
毎月割を適用すると \20,520 (税込) であり、
これを 24 ヶ月で割ると \855 (税込) です。

よって1ヶ月あたりの合計は \7,771 (税込)。

ガラケーとスマホの2台持ちの場合


キャリアのメールアドレスを捨てることで
通話専用ガラケーの料金を抑え、かつ
データ通信専用スマホに MVNO の格安 SIM を用いたのがミソです。

通話専用ガラケー
・プランZシンプル (誰でも割適用)   \934 (税抜)
・安心ケータイサポートプラス   \380 (税抜)

データ通信専用スマホ (BIC SIM 使用)
・ミニマムスタートプラン   \972 (税込)
・SMS オプション   \151 (税込)

よって月々の料金は \2,542 (税込)。
これに加えて、下記の初期投資が必要です。

・ガラケー (MARVERA) 端末代   \35,640 (税込)
・スマホ (Nexus 5) 端末代   \44,800 (税込)
・SIM (BIC SIM の SMS 付) 購入代   \3,218 (税込)

ガラケーは、パケット通信料定額サービス非加入のため、毎月割適用はありません
(安い二段階定額プランに入って2ヶ月で解約する技がありますが、
私はリスクを感じたのでやりませんでした)。

比較のため、端末代や手数料を2年で分割したとすると
\85,638 (税込) を 24 ヶ月で割ることになるので
一ヶ月あたり \3,485 (税込)。

よって1ヶ月あたりの合計は \6,028 (税込)。

まとめ


「スマホ1台持ちで機種変更」に比べて
「通話専用ガラケーとデータ通信専用スマホの2台持ち」
をした場合、以下のように節約できます。

端末代を2年で分割する場合の1ヶ月あたりの金額:

    \7,771 -> \6,028 (\1,743 節約)

2年経過すると端末代の支払いが終わりますので、
月々の基本料金のみの支払い:

    \6,916 -> \2,542 (\4,374 節約)

になります。

本記事で紹介した方法では、
2年以内で機種変更する場合は大差はないですが、
2年以上持つ場合は月々の支払いに \4,000 以上の差が生じることになります。

2014年4月5日土曜日

[雑感] 関西出身ですが仕事では方言が出ません

雑談で出身地を話した時、驚かれることがあります。

私は関西出身なのですが、
会話から全く関西弁が感じられないそうなのです。

多分、4回生と修士に居た
研究室の影響が大きいのだと思います。

大学も関西地方でしたが、
研究室の上の人はほとんど東日本か外国の出身でした。
西日本出身者もいましたが、共通語を話す人でした。

研究室での全ての会話が共通語で行われたため、
「研究や仕事は共通語でやるもの」
と頭に染み付いているのではないか、
というのが自己分析です。

家族などの関西人と話すときは
関西弁であることが多いのですけどね。
あと、テンション高いときは関西弁が漏れます。

ちなみに先日、調子の良い感じの業者と雑談したとき、
テンション高い時だけ関西弁になる旨を話すと
「藤原紀香みたいですね」と言われました。
上手いこと言うなぁ。