2012年7月1日日曜日

飛行機の乗務員が乗客を非常口座席に座らせようとする理由は?

スカイマークの機内であったことからの寸感。

私はいつも通路側の席に座っている。
トイレに立つときに気兼ねしなくていいからだ。
すぐ近くで夫婦と赤ん坊、そしてその祖父母と思しき五人連れがいて乗務員と相談している。
どうやら彼らの席の間に私が挟まる形になっているのが嫌で、別の席を変わりたいらしい。

すぐ前の席(ただし非常口座席。これが後でポイントになる)が空いているのでそこに座ることになったようだが、離陸時の機体のバランスのためと乗務員が説明し、夫婦と赤ん坊が私の横に座った。
離陸してベルト着用サインが消え、乗務員が夫婦に座席案内をしたら、彼らはもう座席移動しなくてよくなったと返した。

話はこれで終わらない。

しばらくしてまた別の乗務員が来て、今度はなぜか私に座席移動をしきりに薦めてくる。
いやべつに構わないんだけど、という旨を伝えてもまだ薦めてくるので、夫婦の要望が間違って伝達されたのでもない気がする。
若干クレーマー気味な一行に気を遣って、比較的動かしやすい私を動かしたのか?
なんだかよくわからないけど、非常口座席は広いし初めてなので折角だから移動することにした。

さて、非常口座席に座って気が付いた。
どういうことか、非常口座席には私しかいないのである。

ここからは私の勝手な想像である。

え、なにこれ、なんで非常口座席に座らせたいのさ。事故る予定でもあるの?
と、ふざけたことを考えていたら、
ふと、以前TLで、別のLCCで乗務員が二人しかいなかったという話を思い出した。
人件費削減はLCCの課題だろう。
今回乗ったスカイマークの乗務員は四人いたけど、
もし緊急事態が起こった時に乗客全員をサポートするのは大変だろう。

そういう意味ではいざという時のために人手を確保しておくのは乗務員の「ノルマ」なのではないかという推測に至った。

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