研究や生活を助けたり、リスクを減らしたりするツールがあったとする。優先度が高く、かつ投資の割に合うならばお金を惜しまず買ったほうがいいとは常々思っている。
たとえば、博士課程に進む学生であれば、低スペックでいいから自分専用のマシンやディスクは持つべきであって、研究室で買ってもらえないのであれば身銭切ってでも持っておくべきだと思っている。過去の経験から、共用の計算機は信頼ならないものだと思っていて、そんなものが止まったくらいで研究が完全に止まる状況なんてあってはならないからだ。
一方で、人に物を買え買えとはとても言えない。
これは多分、一部の Mac 勧誘者たちの話に辟易した経験があるから。今でこそ MacBook Air や iPod touch は持っているけど、当時は私は天邪鬼で、リンゴのマークを見ると顔を背けていた。
必要性を感じていない状態でしつこい勧誘を聞くと、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で、購入を勧誘された物品を見ただけでしつこい勧誘を思い出して嫌になるということだ。自分でいいと思ったものが出たら買うのだからそれまで放っておいてくれと。
その記憶が薄らいだころに MBA の 11 インチが発表され、これはこれはと思って買った。このブログも MBA で書いている。
買うべきだと思っているものは、それに近い話題になったとき「買ったほうがいいと思う」くらいは伝えるけど、あまり強い勧誘は逆効果になると思ってやらないでいる。
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