2014年1月29日水曜日

VirtualBox 上で Debian squeeze を wheezy に upgrade (2)

ここからは VirtualBox かどうかは関係ない設定です。

TeX 環境の設定。
以下のページを参考にする。

次期安定版 Debian 7.0 "Wheezy" での TeX 環境(特に pTeX 環境)について
  $ sudo apt-get install texlive-lang-cjk   # 既に入っていることを確認

文字コードの自動判別は行ってくれないため,手で指定することになる。
TeX の Makefile の platex コマンドの部分を以下のように書き換え。

  platex --kanji=euc, pbibtex --kanji=euc

/usr/share/texmf/web2c/texmf.cnf の shell_escape_command を変更

  shell_escape_commands = \
  bibtex,bibtex8,bibtexu,pbibtex,upbibtex,biber,\
  kpsewhich,\
  makeindex,mendex,texindy,\
  mpost,pmpost,\
  repstopdf,epspdf,extractbb,\

フォント埋め込み。IPA フォントを埋め込むことにする。
IPA{,ex}フォントは apt-get でインストールしておく。
以下のコマンドで設定。

  $ sudo updmap-setup-kanji-sys ipa    <-- システム全体で有効化
  $ updmap-setup-kanji ipa             <-- ~/.texmf-config 以下で設定

2014年1月23日木曜日

VirtualBox 上で Debian squeeze を wheezy に upgrade (1)

今更の upgrade ですが,貼り付けておきます。

まず /etc/apt/source.list の書き換え (単純に,squeeze -> wheezy と置換)。

ただし backports は

  deb http://ftp.debian.org/debian/ wheezy-backports main

であることに注意。以下参照。

Debian -- ニュース -- Backports の main アーカイブへの統合

  # apt-get update
  # apt-get upgrade
  # apt-get dist-upgrade

以下のエラー:

  E: 'openjdk-6-jre' の即時設定は動作しません。詳細については man 5 apt.conf の APT::Immediate-Configure の項を参照してください。(2)

これは

第4章 Debian 6.0 (squeeze) からのアップグレード

を参考に

  # apt-get dist-upgrade -o APT::Immediate-Configure=0
とするも,

  E: 'linux-headers-2.6-amd64' の即時設定は動作しません。詳細については man 5 apt.conf の APT::Immediate-Configure の項を参照してください。(2)

と,パッケージ名が変わっただけ。

参考ページに書いてあった次の策として,source.list に,squeeze のソース
を復活させてやり直してみるも,症状は変わらず。

問題のあるパッケージを見てみる。

  # apt-get install openjdk-6-jre
  パッケージリストを読み込んでいます... 完了
  依存関係ツリーを作成しています                
  状態情報を読み取っています... 完了
  インストールすることができないパッケージがありました。おそらく、あり得
  ない状況を要求したか、(不安定版ディストリビューションを使用しているの
  であれば) 必要なパッケージがまだ作成されていなかったり Incoming から移
  動されていないことが考えられます。
  以下の情報がこの問題を解決するために役立つかもしれません:
  
  以下のパッケージには満たせない依存関係があります:
   openjdk-6-jre : 依存: openjdk-6-jre-headless (= 6b27-1.12.6-1~deb7u1) しかし、6b27-1.12.6-1~deb6u1 はインストールされようとしています
                   推奨: icedtea-netx しかし、インストールされようとしていません
   uim-common : 破壊: uim-gtk2.0 (< 1:1.7.0-2) しかし、1:1.5.7-9.1 はインストールされようとしています
  E: 壊れたパッケージ

不要なパッケージを削除,その後問題のあるパッケージを抜いてみたうえで再実行。

  # apt-get autoremove
  # apt-get remove openjdk-6-jre
  # apt-get dist-upgrade

うまくいったもよう。

途中で何度か,各パッケージの設定をどうするか聞かれるが,基本的にデフォルトで選択。
grub は /dev/sda に入れておく。

再起動。

grub の画面で linux-image-3.2.0-4-686-pae が選ばれていることを確認して先に進む。

OS は上がったが,ディスプレイの解像度が固定されたまま。
また,「GNOME 3 を読み込むのに失敗しました」とポップアップ。
これは VirtualBox の guest additions が有効になっていないためだろう。

  # apt-get install linux-headers-3.2.0-4-686-pae  # guest additions を入れるのに必要

以下のエラー。

  Error! Bad return status for module build on kernel ...

が,もう一回やりなおすと「すでに最新バージョンです」と出る。

ここで念のため apt-get update, upgrade すると,
不要なパッケージが大量にあることがわかるので,抜いてみる。

  # apt-get autoremove

いろんなものがごっそり抜けるが,
昔遭遇した,gdm が抜けてしまうようなことはなかった。

guest additions を再インストールし,再起動。

VirtualBox の窓の大きさに合わせて,解像度が自動調節されるようになった。

他の設定についてはまた今度書きます。

2014年1月20日月曜日

タスク管理に Wunderlist を使い始めました

これまでタスク管理は,必要に応じて
Evernote,Any.DO,Toodledo
を使い分けていたのですが,
3つに分散しているのは少し面倒でした。

今回 Wunderlist を知って,
1~2個に減らせるかもしれない気がしています。

詳しいレビューは別のサイトを参考にしてもらうとして,
とりあえず思った利点,欠点はこんな感じです。

利点


  • クラウドサービスなので PC,スマホで同期される
  • タスクの中にサブタスクが記入できる
  • スマホアプリを立ち上げたらすぐ追記できる

欠点


  • たまに同期に失敗する(全てのデバイスでダメなタイミングがあるので,サーバの問題?)
  • スマホアプリは,立ち上げるたびに同期するので電池消費がちょっと心配

後日,他のサービスとの比較エントリを書くかもしれません。

2014年1月13日月曜日

[雑感] 短いブログをもっと気軽に書いてみることにした

(2014/01/14 変更: 「雑念」→「雑感」にしました)

昨年はブログを1本しか書いていなかったので,
何故だろうかと思い返してみました。

忙しかったのもあるけど,
どうも敷居が高くて書く気がおこらなかったのが大きいです。
なんとなく「ブログは長文じゃなければならない」
という思い込みがありました。

短い内容だと「Twitter でいいか」と
ついつい Twitter に書き込んでました。
でも書き始めてみると 140 字に収まらなくて
複数のツイートに分かれてしまうこともしばしば。

さらに,一旦ブログを書かなくなると,
いざ再開するときに,くだらないネタで書くことに
抵抗を感じるようになりました。
そうすると,余計に書く機会を失います。
ブログを書きたいのに書けないと小さなストレスがたまります。

今年は少し方針を変えて,
140 字に収まりそうな内容でも,
込み入った内容はブログにしてみようと思います。

さらに,真面目に書きすぎてへとへとにならないように,
以前より気軽な記事も増やそうと思います。

気軽に書いたものは今回のようにタイトルに
"[雑感]" というヘッダをつける予定です。

さて,これでどういう変化が起こるやら。

2014年1月12日日曜日

Wunderlist の ToDo リストをバックアップ・エクスポートする方法

本家サポートの How do I backup / export and import my data? に従い,以下の流れでできます。
スクリーンショットを見たい場合は上記リンク先を参照してください。

  1. PC からブラウザで web 版にログイン
  2. 画面左上の自分の顔写真を選択
  3. "Account Settings" を選択
  4. 設定画面がポップアップするので "Create Backup" を選択(ちなみに,隣にインポート用のボタンがあります)
  5. 少し待つ
  6. "Click to Download" に変化したボタンを選択
うまくいけば JSON 形式のファイルがダウンロードされます。

2013年5月11日土曜日

ちょっと良い椅子を買いました

自宅に,ちょっと良い椅子を買いました。



写真の通り,背もたれが高いタイプ(ハイバック)のものです。
このタイプは,上を見ればアーロンチェアみたいな数十万円のものもありますが,
こだわらなければ 5000 円くらいからあります。

もともと実家に似た椅子があって,下宿先でも買おうかどうか悩んだ挙句,
実家にあるものの下位モデルを買いました。

ちなみに,安いとすぐ壊れるのでは,という心配もありますが,
実家のは2年近く使っていましたが大丈夫でした。
当たり外れはあるかもしれませんが。
仮に1年で壊れるにしても,
1日15円で背中や肩の痛みが和らぐならコストパフォーマンスは良いと思います。

こういう椅子に興味をもったのは
新幹線や飛行機で快適に過ごせるのはなんでだろうと思ったのがきっかけでした。
考えてみた結果,背もたれが高いからだという結論になりました。
頭を預けられると昼寝もできますしね(笑)。

こういう椅子について詳しく知るには,たとえば
「オフィスチェア ハイバック」
で検索するといろいろ出てきます。

2012年9月8日土曜日

同じ容量・規格の microSD でもメーカーにより 100 倍以上速度が違うケースがあった


(ベンチマークソフトの生データは記事末尾にまとめてあります)

この記事を書くきっかけは、電子書籍リーダー kobo touch の内部ストレージを
2GB から 32GB に交換したことにありました。
kobo touch の内部ストレージは microSD なので、
ストレージの入れ替えってそんなに難しくないんですよね。
詳しいことは以下のブログなどを参考にしてください。
もちろん、保証はなくなりますので自己責任でどうぞ。



私は 32GB, class10 のノーブランドの microSD を買い、交換しました。
するとどうなったか。

ページ遷移がめちゃくちゃ遅くなった!

なんでやねん!
class10 なので読み取り速度は速いんじゃないのか?

頭にきたので手元の microSD などをかき集めてベンチマークを取ってみました。
Windows 7 上で CrystalDiskMark 3.0.1 というソフトを使いました。

ここで注意です。
CrystalDiskMark の動作を眺めていて気づいたのですが、
このソフト、複数回計測した場合は最大の値を採用するようです(せめて中央値にしようよ...)。
しかも、Random Read/Write の場合は
1回目が他の回よりも桁で大きいスコアを出していたこともあるので
キャッシュが効いているか否かがスコアに如実に影響しているとおもいます。
この点を留意したうえで以降の記事を御覧ください。

最初に結果をまとめると、

・Random Write、とくに小さなサイズ (ここでは 4 KB) のファイルを書き込みする場合はメーカーによって差が大きい。最高と最低で 100 倍以上スコアが違うケースがあった。
・それ以外 (Sequential Read, Sequential Write, Random Read) は各メーカーでそんなに差はない。せいぜい 2 倍以内。


で、それから導いた結論は、

・携帯や kobo のように小さいファイル(数 KB 単位)の書き込みを行う場合は、メーカーやブランドによって性能に大差が出る可能性がある
・デジカメのように、比較的大きなファイル(MB 単位)を書き込む場合はノーブランドでもあまり変わらなさそう

です。


例として 4(+1) 社の "32GB, class10" の microSD の
Random Write 4KB (QD=1) の結果です。
(他のデータは記事末尾につけています)

1位 Gigastone 1.123 MB/s
2位 SAMSUNG 0.624 MB/s
3位 PATRIOT 0.008 MB/s
4位 ADATA  0.006 MB/s

参考 Sandisk 1.317 MB/s (これだけ UHS Speed Class 1 という規格) 

2位と3位の違いはなんでしょうか......。
しかも、Gigastone という私のよく知らないメーカーが1位になってしまいました。
たしかこれ、ノーブランドとして格安で買ったはずなんですけど。

kobo にはそれまで ADATA を入れていたのですが、
もしやと思って Gigastone のに入れ替えてみました。
すると、ページめくりがさっきより速くなりました
(100 倍速くなったわけではないです。別の箇所が律速なのでしょう)。
kobo はページをめくるたびに
何かの小さいファイルを書き込みしているのかもしれません。

というわけで皆さん、microSD(おそらく SD も)を買うときは
規格だけでなくメーカーやブランドにも気をつけましょう。
私も今後はノーブランドは避け、
「ベンチマークソフト」と「買おうとしているブランド」で
検索をかけてから買おうと思います。

以下、資料編です。

上記 4(+1) 枚に加えて、それ以外のサイズや規格、異なったデバイスについて
CrystalDiskMark が出力したデータを貼り付けておきます。
特記がないものは全て microSD です。

共通情報

-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]


(ここの結果はメディアによって異なる)

  Test : 1000 MB
    OS : Windows 7  SP1 [6.1 Build 7601] (x64)


Gigastone 32GB, class10

           Sequential Read :    21.886 MB/s
          Sequential Write :    12.915 MB/s
         Random Read 512KB :    20.860 MB/s
        Random Write 512KB :    10.902 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     3.599 MB/s [   878.7 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     1.123 MB/s [   274.2 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     3.387 MB/s [   826.8 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.826 MB/s [   201.6 IOPS]

PATRIOT 32GB, class10

           Sequential Read :    22.380 MB/s
          Sequential Write :    11.184 MB/s
         Random Read 512KB :    21.150 MB/s
        Random Write 512KB :     0.942 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     4.610 MB/s [  1125.5 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     0.008 MB/s [     2.0 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     5.259 MB/s [  1284.0 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.008 MB/s [     2.0 IOPS]
  

ADATA 32GB, class10

           Sequential Read :    22.184 MB/s
          Sequential Write :    19.169 MB/s
         Random Read 512KB :    21.803 MB/s
        Random Write 512KB :     0.740 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     5.495 MB/s [  1341.4 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     0.006 MB/s [     1.5 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     5.756 MB/s [  1405.2 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.006 MB/s [     1.5 IOPS]

SAMSUNG 32GB, class10

           Sequential Read :    22.225 MB/s
          Sequential Write :    12.029 MB/s
         Random Read 512KB :    20.302 MB/s
        Random Write 512KB :    10.766 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     4.981 MB/s [  1216.1 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     0.624 MB/s [   152.2 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     5.025 MB/s [  1226.9 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.628 MB/s [   153.4 IOPS]

Sandisk 32GB, class10 (UHS Speed Class 1)

           Sequential Read :    40.941 MB/s
          Sequential Write :    12.961 MB/s
         Random Read 512KB :    41.222 MB/s
        Random Write 512KB :    14.347 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     4.634 MB/s [  1131.4 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     1.317 MB/s [   321.6 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     4.238 MB/s [  1034.8 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.844 MB/s [   206.2 IOPS]

ノーブランド 2GB, class不明 (携帯のおまけ)

           Sequential Read :    20.733 MB/s
          Sequential Write :    11.533 MB/s
         Random Read 512KB :    20.210 MB/s
        Random Write 512KB :     1.842 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     4.357 MB/s [  1063.8 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     0.032 MB/s [     7.9 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     4.251 MB/s [  1037.9 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.021 MB/s [     5.2 IOPS]

Sandisk 2GB, class不明 (kobo touch の内部ストレージとして入っていたものを FAT32 にフォーマットし直した)

           Sequential Read :    19.428 MB/s
          Sequential Write :     7.966 MB/s
         Random Read 512KB :    18.568 MB/s
        Random Write 512KB :     1.750 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     3.185 MB/s [   777.7 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     0.063 MB/s [    15.3 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     3.027 MB/s [   738.9 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.057 MB/s [    14.0 IOPS]

ノーブランド SD 32GB, class 10

           Sequential Read :    21.448 MB/s
          Sequential Write :    17.606 MB/s
         Random Read 512KB :    21.689 MB/s
        Random Write 512KB :     0.612 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     4.484 MB/s [  1094.8 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     0.005 MB/s [     1.3 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     4.556 MB/s [  1112.4 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.005 MB/s [     1.3 IOPS]

VAIO Z21 の SSD (2 台で RAID0)

           Sequential Read :   878.082 MB/s
          Sequential Write :   117.238 MB/s
         Random Read 512KB :   404.977 MB/s
        Random Write 512KB :   241.832 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :    16.151 MB/s [  3943.1 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :    39.692 MB/s [  9690.5 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :   197.002 MB/s [ 48096.3 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :    93.460 MB/s [ 22817.4 IOPS]