2015年5月14日木曜日

つくばへ行くのに高速バスを使う3つのメリット(とデメリット)

乗換案内サービスで検索しても出てくることが少ないので
知らない方も多いと思いますが、
つくばには高速バスが乗り入れています。

時により、つくばエクスプレス (以降 TX) などの
鉄道よりも高速バスを使ったほうが良いことがあるので、
私もつくば在住の時には愛用していました。

ここでは関東鉄道バスという業者を紹介します。
たとえば東京駅羽田空港成田空港茨城空港からの便があります。

以下では、私が良く使っているつくば~東京駅線のメリットを3つ挙げます。

メリット1 乗換回数を減らせる

普通に乗換案内サービスで調べると、

    東京駅→(JR)→秋葉原→(TX)→つくば→(路線バス)→目的地

という結果が出てくることが多いと思います。
ですが、つくば市内の場所によっては

    東京駅→(高速バス)→目的地

と、直通で行けます。
つくばセンターに行く前(またはその帰り)に
何ヶ所かに停まるからです。
大きな荷物を持っている時には楽です。

具体的には JAXA や産総研の東側の建物、筑波大学(一部の便のみ)といった、
学園東大通りという通りに面している場所です。

ちなみに、つくば国際会議場に行く場合も「竹園二丁目」で降りれば
つくば駅から歩くよりも歩く距離が短くて済みます
(が、1000 m が 500 m になるくらいなので、元気な人には大差はないです)。

メリット2 交通費が安くなる

先述の通り、高速バスで途中下車できる場合は
路線バスに乗り換える必要がないのでその分節約できます。

肝心の高速バスの料金は 1180 円で
TX (秋葉原~つくばは IC カード使用で 1183 円) とほとんど差がないですが、
つくば~東京駅線は3枚綴りの回数券 (3200 円) があるので、
それを使えば片道 1067 円で行けます。

さらに、東京トク割回数券 (3枚 2000 円) というのがあり、
東京行き限定ながらも片道 667 円で行けます。

自分で何度も行き来する場合はもちろん、
1回しか行かない場合でも2人以上の場合は回数券がおすすめです。

回数券はバスの運転手から、または東京駅の券売機で買えます。

メリット3 必ず座れる

高速バスに一般的な話ですが、
鉄道と違って立って乗ることがありません。
逆に言えば、乗れれば必ず座れます。

立ちっぱなしで疲れてしまうことが防げます。

デメリット

メリットばかり書いてきましたが、
デメリットも書いておきます。
高速バスに一般的なことです。
  • 渋滞に捕まると遅れる
  • 本数が限られる(つくば~東京駅線は 20-30 分に1本ありますが、なかには1日数本という路線もあります)
  • バス酔いする人には向かない(ただし高速道路の区間は比較的快適)
ちなみに、「渋滞に捕まるとトイレはどうなる?」と気にするかもしれませんが、
つくば~東京駅線はトイレ付き車両なのでその点は安心です。

さいごに

これまで述べたように、高速バスゆえのデメリットもあるので、
完全に鉄道の置き換えにはならないのですが、
以下のような条件にいくつも当てはまる場合は
高速バスを検討する余地があると思います。

  • 荷物が多い(乗り換えが少ないし、必ず座れるので疲れない)
  • 前泊の日など、時間に余裕がある(渋滞に巻き込まれても大丈夫)
  • 乗り換えの待ち時間が少ない
  • 交通費を節約したい(回数券を利用)
  • バス酔いしない、または酔い止めを飲んでいる

ご参考までに。

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