人間には、第一印象が良い相手を信用するようなバイアスがあるように思えます。
そのようなバイアスを利用してお金を巻き上げるのが詐欺でしょう。
第一印象で人を信じてしまう人に、第一印象がとても良い人が出会うと、
高い評価を得ることができるでしょう。
短期的には得をします。
けれども、第一印象に比べて実力のレベルがとても低い人は、
長期的には損をするかもしれません。
前者が顧客で後者がサービス提供者の場合
(仕事に限るつもりはないですが、例えとして)、
信じ込んでしまった顧客は、提供者の仕事のチェックをしなくなるかもしれません。
提供者がミスをしても、それが致命的な状況に拡大するまでなかなか気づきません。
そして、その顧客は「なんて酷いことをするんだ、裏切られた」と言って、
第一印象の良いサービス提供者を逆恨みするかもしれません。
このような事態を避けるには、
自分が顧客側に立つ場合は、
相手の見た目と内容(仕事)のレベルは一致しないと思うようにし、
サービス提供側に立つ場合は、
見た目のレベルが内容のそれを卓越しすぎないように、
内容に強化していくことになるでしょう。
実際には上記の事態はあまり起こらなくて、
内容を活かすような見た目を作れなくてうまくアピールできない、
というのがほとんどなのでしょうけど。
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