2012年5月2日水曜日
「切り上げ力」
どうすれば早起きできるかを考えてみる。
早起きする方法は、大きく分けて二つ。
睡眠時間を短縮するか、寝る時間を前倒しするか。
睡眠時間短縮なんて芸当は、
パフォーマンスを保つことを考えると
それなりの訓練やサポートがないと無理じゃないだろうか。
人間の一番強い欲求は睡眠欲だという説があるくらい、眠気に勝つのは難しい。
それよりは、睡眠時間を保ったまま時間を前にシフトするほうが簡単だ。
(活動時間が一緒の長さなら早起きの意味が無い、というツッコミはあるかと思うが、タイムシフトの意味ではそれなりにメリットはあるだろう)
寝る時間を早くするのもそんなに簡単じゃない。
寝るまでのスケジュールが詰まっている日、たとえば
飲みに行った日は帰りが遅いのでそれまでは寝られない。
それ以外では、仕事でもプライベートでも何かしら
「あとちょっと」「もうちょっと」と思って終わる時間を先延ばしにして
遅くなることがそれなりにある。
調子が良い日だと、今のうちにどんどん先に進んでしまいたい。
キリの悪いところにいると、キリの良い場所で終わりたい。
これはスケジュールがうしろにずれたり、
他の予定が犠牲になる原因として結構馬鹿にならない。
そうすると、
早起きするには、
「早起きするぞ!」という信念よりも、
時間が来たら進捗の如何にも関わらず容赦なく切り上げて次に
移れる勇気の方が役に立つのではないか。
勝手に「切り上げ力」と名付けることにする。
家庭に小さな子供がいる人は、切り上げ力が高いイメージがある。
終業時間が来たらバタバタバタっと片付けて速攻でオフィスを飛び出すようなイメージ。
たとえば、子供を幼稚園に迎えに行かなきゃならないなら、
そりゃ仕事が途中であろうがなんでもあろうが放り出して行きたいだろう。
切り上げ力が高い人は仕事が出来るイメージもある。
仕事が出来るから定時で切り上げられるのだ、という反論もあるだろう。
だが、余程切羽詰まっているので無い限りは
容赦無く切り上げるようにする毎日を送れば、
時間内に収めるように考える癖が定着するのではないか、と期待している。
でも、毎日締め切りに追われていたらこの訓練が始められない orz
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